世界中に受け継がれるD.ゲリー・ヤングの職人スピリット

一敵のエッセンシャルオイルを求めて

セントマリーズラベンダー農場 (アメリカ アイダホ州)

セントマリーズラベンダー農場
創設者ゲリー・ヤングがフランスから持参した真正ラベンダーの種をセントマリーズのガーデンに植えたのがすべて始まりでした。その後、200エーカー(81万平米)の広大な土地に植え替え、今ではラベンダー、メリッサ、アイダホタンジーが栽培されています。120エーカーに植えられたメリッサは有機農法で育てられ、世界最大のメリッサエッセンシャルオイルの生産地となっています。
毎年春になると美しいラベンダーが咲き誇り心地よい香りが漂います。その美しい景色と香りの中を走り抜けるマラソン大会は大人気のイベントです。
農場のはじまり
1989年、ゲリーは事業拡大のためにワシントン州スポ―ケンでフランスから持ち帰った少量のラベンダーの種を蒔きました。やがてその種はうっとりするような香り高い丈夫な苗と育ち、年々大きく育つラベンダーの苗を見て、自分でエッセンシャルオイルが作れるのではないかという思いが出てきました。

1991年ゲリーは最初の蒸留器を圧力鍋で作りました。2つの圧力鍋を1つに繋げたのです。そして2年目の若いラベンダーを蒸留し、3ml のわずかなエッセンシャルオイルが抽出されました。良質のオイルを抽出するにはまだまだ未熟だと考えられていましたが、驚いたことにその品質はとても高かったのです。これがはじめてのラベンダーオイルでした。
これを機に、更なる蒸留の研究のため広大な土地をセントマリーズに購入し、ガーデンからラベンダー、タイム、ペパーミントを移植しました。土壌はラベンダーに不適切だったためph値を整えるまで時間を要しましたが、その間ペパーミントとクラリセージを少量植えて後々蒸留できる体制を整えました。

ゲリーは1993年に250Lの蒸留器をデザインし農場に設置しました。期待を胸に最初に蒸留したのはペパーミントでした。1994年に作った4台目となる3,500Lの蒸留器では念願のラベンダーを蒸留しました。その後セントマリーズはどんどん拡大し、8台の蒸留器が設置されるまでになりました。
現在はラベンダー、メリッサ、アイダホタンジーが栽培されており、クラリセージ、タイム、ペパーミントはユタ州で栽培されています。